「新型コロナウイルス感染症対策」政府専門家会議からの提言

 新型コロナウイルスの対策を検討する政府の専門家会議が、長丁場の対応を前提とした「新たな生活様式」の具体例の案を次のように提言しています。

 参考にして下さい。

「新型コロナウイルス感染症対策」政府専門家会議からの提言

~「新しい生活様式」の実践例 ~

(1)一人ひとりの基本的感染対策

■日々の暮らしの感染対策

・外出は、マスクを着用する。遊びにいくなら屋内より屋外を選ぶ。

・人との間隔は、できるだけ2m (最低1m)空ける。

・会話をする際は、可能な限り対面を避ける。

・家に帰ったらまず手や顔を洗う。できるだけすぐに着替える、シャワーを浴びる。

・手洗いは30秒程度かけて水と石けんで丁寧に洗う(手指消毒剤の使用も可)。

※高齢者や特病のあるような重症化リスクの高い人と会う際には、体調管理をより厳重にする。

■移動に関する感染対策

・感染が流行している地域からの移動、感染が流行している地域への移動は控える。

・帰省や旅行はひかえめに。出張はやむを得ない場合に。

・発症したときのため、誰とどこで会ったかをメモしたり、スマホの移動履歴をオンにする。

・地域の感染状況に注意する。

(2)日常生活を営む上での基本的生活様式

・まめに手洗い・手指消毒

・咳エチケットの徹底

・こまめに換気

・身体的距離の確保

・「3密」の回避(密集、密接、密閉)

・毎朝家族で体温測定、健康チェック。発熱又は風邪の症状がある場合はムリせず自宅で療養

・屋内や会話をするときは、症状がなくてもマスクを着用

(3)日常生活の各場面別の生活様式

■買い物

・通販も利用

・1人または少人数ですいた時間に

・電子決済の利用

・計画をたてて素早く済ます

・サンプルなど展示品への接触は控えめに

・レジに並ぶときは、前後にスペース

■娯楽、スポーツ等

・公園はすいた時問、場所を選ぶ

・筋トレやヨガは自宅で動画を活用

・ジョギングは少人数で

・すれ違うときは距離をとるマナー

・予約制を利用してゆったりと

・狭い部屋での長居は無用

・歌や応援は、十分な距離かオンライン

■公共交通機関の利用

・会話は控えめに

・混んでいる時間帯は避けて

・徒歩や自転車利用も併用する

■食事

・持ち帰りや出前、デリバリーも

・屋外空間で気持ちよく

・大皿は避けて、料理は個々に

・対面ではなく横並びで座ろう

・料理に集中、おしゃべりは控えめに

・お酌、グラスやお猪口の回し飲みは避けて

■冠婚葬祭などの親族行事

・多人数での会食は避けて

・発熱や風邪の症状がある場合は参加しない

(4)働き方の新しいスタイル

・テレワークやローテーション勤務

・時差通動でゆったりと

・オフィスはひろびろと

・会議はオンライン

・名刺交換はオンライン

・対面での打合せは換気とマスク

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